ケーキと食育

●食育の普及を目指した「理想のケーキ」が今後の取り組み・・・

▼ビーガンケーキ風アップルパイの【試作品】

「ビーガンケーキ風」のアップルパイの試作品です。

「ビーガンケーキ風」のアップルパイの試作品です。

洋菓子のカワグチでは、健全な食生活を実践することができるヒトの育成を目指し、ケーキ作りの様々な経験を通して「食」に関する知識と「食」を選択する力の習得に励んでおります。その一環としまして、仕事の合間を見ては、既に好評を頂いている商品であっても、もっと美味しく、もっと食べやすく、もっと満足感が得られる、そんな「理想のケーキ」を目指して、試作を繰り返しております。

今回は、洋菓子のカワグチの「断トツ一番人気のアップルパイ」を「ビーガンケーキ風」に試作してみました。皆様からのアドバイスを元に改善を加えた「理想のケーキ」が今後の取り組みです・・・

●洋菓子の カワグチが目指す食育とは

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●食育とは

食育(英語:Food education)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。

●概要

食育は、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの一次産品および二次産品の生産についての総合的な教育のことである。この言葉を造語した石塚左玄は、食品の与える影響に関する独自の説によって、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いた。

●語源

食育」という言葉は、石塚左玄が1896年(明治29年)と1898年(明治31年)の著作(化学的食養長寿論、通俗食物養生法)で「体育智育才育は即ち食育なり」と造語し用いられている。1903年(明治36年)には報知新聞編集長・村井弦斎が、連載していた人気小説「食道楽」の中で「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある。」と記述している。最近、「食育」という言葉が改めて広く聞かれるようになったが、そのルーツは大変古い物である。石塚の原文を読むと、彼が唱えた「科学的食養法」では、当時の栄養学に対し、炭水化物、脂肪、蛋白質だけを重要視し、ミネラルの作用を軽視していると指摘している。さらに食品に含まれるミネラルのナトリウムとカリウムのバランスに注目した。塩や肉や魚を摂り過ぎればナトリウム過剰となり心身の健康を害すると主張している。また「白い米は粕である」と言い玄米をすすめた。白米飯やパンや肉が多く野菜の少ない食事は心身の健康を害すると唱えた。左玄の唱えた食育は、学童期はカリウムのバランスが多い食事によって身体と学習能力を育むことを意味している。

●経緯

小説家の村井弦斎が石塚の著書を読んで共感しており、1903年(明治36年)に著し、一大ブームを起こした『食道楽』秋の巻第252「食育論」で「食育」という言葉を使用した。

左玄の説を実践する団体として「帝國食育會」という団体があった。その後、政財界の援助により石塚の食物養生法を啓蒙する団体として「食養会」が結成された。食養会の関係者が「食育」を唱えていた。しかし、一般にはほとんど知られていなかった。

戦後、食養会の会長にも就任したことのある桜沢如一の起したマクロビオティックや、玄米健康法の関係者、有機農業・自然食品業界に石塚説が伝承された。

2002年(平成14年)11月21日、自民党の政務調査会に「食育調査会」が設置された。その目的は、産地偽装など食の安全を揺るがす事件が多発したことから、食育で消費者の不安や不信感を取り除くことだった。だが一連の事件の多くは、消費者を蔑ろにした私利追求が原因だった。消費者の不安不信を取り除けば、事件の反省や再発防止策が不要になる上、一般人の知らない言葉をスローガンに掲げたことから、マスコミや研究者等が関心を抱き、語源を探した。この結果、歴史に埋もれていた石塚・村井が再び陽の目を見る。翌15年に時の総理・小泉純一郎の施政方針演説に取り上げられて「食育」が一般化した。

1988年(昭和63年)には、小泉純一郎が厚生省としては食が一番大事なのではないかと述べていた。1993年に厚生省監修で『食育時代の食を考える』という著書が出版されている。服部幸應は自分の書いた1998年出版の『食育のすすめ』を厚生大臣の頃の小泉純一郎が読んだからと説明している。またマクロビオティックの久司道夫は議員会館で講演を行っていた。多いときには議員が80人ぐらい集まるときもあった。

●関連法令

2005年(平成17年)6月10日、食育基本法が成立した。食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的としている。

食育基本法は、総理大臣と12省庁の大臣と国家公安委員長までが参加した国家レベルで食事をどうにかしようと捉えた、世界的に例のない法律とされる。

<関連政策>

関連した政策としては、厚生省による21世紀における国民健康づくり運動において、病気を予防するために目標を設定して目標達成を目指す運動を行っているが、甘味料の特に砂糖が虫歯(う蝕)を発生させるとして、甘味料に関する正確な知識の普及と甘味食品・飲料の間食の摂取回数の減少を目標としている。また、10.7%いる児童・生徒の肥満児を7%以下にすることも目標とされている。

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